NHK大河「光る君へ」宇治での逢瀬「この川で2人流されてみません?」が生んだ未来…三条朝には異変も 第43回みどころ_スポニチ 日刊 スポーツ
女優の吉高由里子が主演するNHK大河ドラマ「光る君へ」の第43回「輝きののちに」が10日に放送される。K大も第
大石静氏が脚本を手がけるオリジナル作品。河光回みスポニチ 日刊 スポーツ大河ドラマではきわめて珍しい平安時代の貴族社会を舞台に、る君1000年の時を超えるベストセラー「源氏物語」の作者・紫式部/まひろの生涯に迫る。へ宇異変3日に放送された第42回「川辺の誓い」では、治で三条天皇(木村達成)との覇権争いに疲れ、の逢孤独を深めた道長(柄本佑)は病に倒れ、瀬こ生きる気力を喪失。の川一方で藤式部/まひろ(吉高)は「源氏の物語」を続ける意味を見失い、人流里に下がっていたが、生んスポニチ 日刊 スポーツ宇治で憔悴(しょうすい)した道長と再会し、条朝道長に生きる意味を与えるとともに自らも新たな物語の着想を得る―という展開が描かれた。NHで2されてみませんがには43どころ
政の主導権を握るべく、K大も第道長と三条天皇の覇権争いはさらに激化。河光回み道長の娘・妍子(きよこ、倉沢杏菜)は三条天皇の中宮となり一安心したのもつかの間、三条天皇は長年連れ添った愛妻・すけ子(朝倉あき)を皇后にする。道長もかつては一条天皇に「一帝二后」を迫った身だが、そのツケがここで…。道長は俊賢(本田大輔)の策に乗り、すけ子の立后の儀に、妍子の参内をぶつけるというめちゃくちゃな行動をとる。
このあたりの描写は、実際に道長の「御堂関白記」や実資(秋山竜次)の「小右記」にも記されている。ほかに誰も公卿がおらず、上卿(しょうけい)役に急に命じられた実資の混乱はもちろんだが、すけ子も気の毒。真意はどうあれ、政を私物化するような振る舞いの道長は、どんどん周囲から浮いた存在となっていく。怪文書もそりゃあ出回るであろう。
道長は、まひろに「『源氏の物語』はもはや役には立たぬ」とか失礼なことを言い放ち、無神経にも三条帝と妍子の仲を取り持つ策を尋ねる。普通ならブチ切れていい局面だが、まひろは「物語に人の心は映せますが、人は物語のようにはいきませぬ」と大人の対応。役目を終えたと悟ったまひろは、第41帖「幻」で光る君を出家させ、巻名だけが存在しているとされる伝説の巻「雲隠」のタイトルだけを書き残して里に下がっていく。
娘・賢子(南沙良)と若武者・双寿丸(伊藤健太郎)の親密なやりとりをほほえましく見つめ、家事を手伝っているまひろだが、もはや筆を握る意欲はない。そんな折に、病を得た道長が心身共にすり減り、生気を失っていると知らされ、静養中の宇治に向かう。
まひろに連れ出され、一緒に川辺を歩く道長。2人が初めて会ったのも川辺だった。若き日、まひろに「民のための政をする」と誓ったことが、重くのしかかる呪いとなり、道長自身を苦しめている。他人はおろか自分さえ信じられなくなった。
道長「お前との約束を忘れれば、俺の命は終わる。それで帝も皆も喜べばそれでもよいが…」
まひろ「ならば、私も一緒にまいります」
道長「戯れを申すな」
まひろ「私も、もう終えてもいいと思っておりました。物語も終わりましたし、皇太后様も強くたくましくなられました。この世に私の役目はもうありませぬ。この川で2人流されてみません?」
道長「お前は…俺より先に死んではならぬ。死ぬな」
まひろ「ならば…道長様も生きてくださいませ。道長様が生きておられれば、私も生きられます」
むせび泣く道長は、この瞬間だけはあの日の三郎である。道長の人生には、この瞬間から「民のための政」だけでなく「いとしい人のために生きる」という意味が加わった。同時に、まひろにも書くことの意味が再び見つかった。「この川で2人流されてみません?」からの一瞬の沈黙、そしてささいな表情の変化。「幻」「雲隠」、そして光る君亡き後の第42帖「匂宮」からその後の宇治十帖につながる流れがこの数秒に描かれていて、つくづく作劇の巧みさ、そして吉高の表情演技の豊かさに引き込まれた。
気力をなんとか取り戻した道長が再び宮中に戻った第43回。三条天皇の暮らす内裏では火事がたびたび起こり、道長は三条朝の政に対する天の怒りが原因だとして譲位を迫るが帝は頑として聞き入れない。2人の対立は深まるが、道長は三条天皇のある異変を感じ取る。まひろは皇太后・彰子(見上愛)に仕えながら源氏物語の執筆を続けるなか、越後から帰京した父・為時(岸谷五朗)と再会。賢子からは恋愛相談を受け…という展開が描かれていく。
表舞台に一応戻ってきた道長。復帰初仕事が譲位を迫るという強権ムーブで、引き続きしんどい立場であることには変わりはない。三条天皇もギラギラモードから新たな局面に入っていく。そして、複数の登場人物からある地名が口に出されており、物語に違う広がりが出てきそうな予感もある。次週予告まで見逃さずにチェックしてほしい。(NHK担当・宮路美穂)
続きを読む-
「おかしな魔法洋裁店」お菓子みたいにかわいいドレスが着たい、そんな夢が叶うお店(試し読みあり)「Gガンダム」外伝第2部は秋公開、2月発売の「公式記録全集」でBマイペース男子が、ゲーム世界での気ままな無人島開拓ライフを実況配信(試し読みあり)守りしかできないけど、その守りが最強 バリアで無双の新感覚バトルアクション1巻女子高生がクールな年上マンガ家に“青春”を教える「アオハルだなんて君のせい」無職になった歯科医が雇ったのは引きこもりのダメ青年、読切「無職、人を雇う。」「るろうに剣心」第2期キービジュアル&PV解禁、東京・京都で同日に先行上映会も(動画あり / コメントあり)映画「トリリオンゲーム」今田美桜らドラマから続投、新ビジュアル&特報を公開(動画あり / コメントあり)【大島幸久の伝統芸能】明治座で「一本刀土俵入」「お染の七役」花形の女形トップランナー中村七之助に目が向いた「劇場版CCさくら」25周年舞台挨拶、丹下桜はさくらの“李くん”呼びにニヤニヤ(イベントレポート)
- ·アニメ「チ。」に浪川大輔が出演、若き日のピャスト伯役として第8話から登場
- ·「機動警察パトレイバー 劇場版」9月20日より全国102館でリバイバル上映
- ·ジャンプTOONのオリジナル全作品がほぼ全話無料、8月23日までキャンペーン開催
- ·「ハニーレモンソーダ」市ノ瀬加那と村田真優がPVに感動「うるっときちゃいました」(イベントレポート)
- ·不倫発覚の国民民主党・玉木雄一郎代表、自身のXでも謝罪「信頼を大きく裏切るものであったことを痛感」
- ·姿絵が白豚みたいな次期伯爵家に嫁いだら、超絶美男子だったコミカライズ新刊
- ·北村薫の小説「ベッキーさん」シリーズを三浦靖冬がマンガ化、ビッグコミックで始動
- ·【推しの子】×サンリオ、ポップアップストア開催 アイが双子のキキ&ララを抱っこ
- ·生まれ変わったら清く正しく生きる、そう誓った悪役令嬢が現代日本の中年男性に転生
- ·「ハニーレモンソーダ」市ノ瀬加那と村田真優がPVに感動「うるっときちゃいました」(イベントレポート)
- ·映画「トリリオンゲーム」今田美桜らドラマから続投、新ビジュアル&特報を公開(動画あり / コメントあり)
- ·「らーめん再遊記」「永世乙女の戦い方」連載100回!芹沢フィギュアなど当たる
- ·「五等分の花嫁」日向坂46四期生で舞台化!11人で五つ子を演じる
- ·「ANIME FANTASISTA JAPAN」初開催、「ルックバック」裏話から制作巡る議論まで(イベントレポート)
- ·「夜桜さんちの大作戦」佐藤利奈が出演、美しい髪が特徴の葉桜完全適合者・ハクジャ役
- ·ハズレ属性“音”で王女様の声を取り戻せ!無詠唱の最強魔法を手に入れた青年の逆転劇(試し読みあり)
- ·「【推しの子】」約4年半の連載に幕、最終16巻で“とある真相”明らかに
- ·アニメ「エグミレガシー」エグー島の住人たちがアンブレラチャームになって登場
- ·命を落としたはずの王妃が2度目の人生を謳歌、アルファポリス新連載
- ·「家が好きな人」の井田千秋、“ごはん”をテーマにしたエッセイマンガ始動
- ·天候一変!釣果も一変!仏谷のイカダでチヌ20尾…福井・仏谷「大住渡船」報知FC
- ·命を落としたはずの王妃が2度目の人生を謳歌、アルファポリス新連載
- ·「家が好きな人」の井田千秋、“ごはん”をテーマにしたエッセイマンガ始動
- ·「京まふ2024」続報、連携イベントで「サマーウォーズ」「から紅の恋歌」上映会
- ·推しを幸せにするためなら、なんだってしてみせる「悪役令嬢にできること。」1巻(試し読みあり)
- ·「ハニーレモンソーダ」市ノ瀬加那と村田真優がPVに感動「うるっときちゃいました」(イベントレポート)
- ·アニメ「Dr.STONE」最終シーズンに野島健児&遊佐浩二、新たな脅威となる役で(動画あり)
- ·ジャンプTOONのオリジナル全作品がほぼ全話無料、8月23日までキャンペーン開催
- ·命を落としたはずの王妃が2度目の人生を謳歌、アルファポリス新連載
- ·ハズレ属性“音”で王女様の声を取り戻せ!無詠唱の最強魔法を手に入れた青年の逆転劇(試し読みあり)
- ·映画「顔だけじゃ好きになりません」奏人役で宮世琉弥が主演、才南役は久間田琳加(動画あり / コメントあり)
- ·アニメ「ノラガミ」キャラ集合の10周年記念イラスト、あだちとか描き下ろしの夜トも
- ·「ちいかわ」スマホアプリ化!討伐や料理に挑戦 事前登録で現物の「大きなさすまた」も(動画あり)
- ·「きらりん☆レボリューション」BD
- ·世界一若く見える67歳・大仁田厚、「水ダウ」若見え対決に登場で予告「まったくシャレにならないよ!」
- ·“悪魔の瞳”を持つ令嬢が野蛮な国に留学させられ、到着早々武士から求婚される